高精度な光学特性制御 ハーフトーン型位相シフトマスクブランクスは低反射Crマスクブランクスに要求される性能に加えて、位相差及び透過率の2つの光学特性を同時に高精度な制御をすることが要求されます。 5nmの波長を持つEUVは、マスクブランクス内部深くまで減衰することなく届き、反射率の異常を察知し、欠陥を検知することが可能です(図3)。 光の反射・屈折などを利用して物体の像を生じさせる、複数のミラーで構成された装置(光学系)を使い、照明光をマスクブランクスに照射します。
3Seleteは日本国内の主要半導体メーカーによって共同設立された研究開発組織であり、EUVリソグラフィを含む多様な基盤技術の開発を行ってきました。
特徴 ハードマスクブランクスHard Mask Blanksは、主に石英やソーダライムと言ったガラス基板上に、クロムやモリブデンシリサイドを母材とした薄膜を形成し、感光性材料 電子線用、レーザー用レジストなど を塗布した製品です。 ここまでEUVの導入を急ぐのは、やはりプロセスコストの上昇が大きく影響する。 日本のアルバックも10%程度持っています。
12カセットは、ブランクスメーカー向け多段カセットから、マスクショップ向けRSP、MRPおよびEUVL向けDual podまで対応が可能• 「次世代半導体微細加工・評価基盤技術の開発」 (2010~2015年度) (NEDO内担当部署:IoT推進部) 日本の半導体関連産業の技術力強化のため、半導体LSIの微細化に対応できる半導体デバイスプロセス基盤技術の研究開発を実施しました。
その歩留まり向上のため、レーザーテックは世界に先駆け、1976年に半導体フォトマスク欠陥検査装置を製品化しました。 しかしEUVマスクブランクス欠陥検査では、非常に高いエネルギーを持ったプラズマ光源を用いる必要がありました。 今後のさらなる市場の伸長に対応するために供給体制の増強を決定した。
11そのため非常に高精度で、市場要求性能を実現する新たな反射光学系を使用する必要がありました。
金属膜を形成して、配線工程に入りますよー! PVD…アプライドマテリアル(アメリカ) 、アルバック(日本) アプライドマテリアルがとてつもないシェアをもっています。
高エネルギーの光源から発生する直径数十nmの微細な粒子「デブリ」の発生です。 TSMCは2019年6月28日、横浜市内で記者会見を開催し、同社半導体ファウンドリビジネスの概況やプロセス技術開発への取り組みなどを説明した。 「フォトマスクの回路パターンをウエハーに転写する際、用いる光の波長が短くなるほど解像度を上げることができます。
2半導体デバイスメーカーはこうした欠陥をゼロにしたいと考えます。
ただ、スマート工場化の最初の一歩である「見える化」や、製造ラインの部分的な効率化に貢献する「部分最適」にとどまっており、「自律的に最適化した工場」などの実現はまだまだ遠い状況である。 当社では厳しく管理されたクリーンルーム、ハイスペック描画装置、オートメーション化された現像装置や洗浄装置、さらに多数の検査、測定装置など、あらゆるリソースを駆使してこれらの品質要求にお応えしています。
5欠陥検査・計測…KLAテンコール(アメリカ) これはそれぞれの工程でしっかりとパターンが形成されているかという欠陥検査が必要になってきます。
なかでもメタルクロムと酸化クロムからなる低反射マスクブランクスは、が世界に先駆けて日本企業がつくりだしたもので、現在では世界中のLSIメーカーが使用している。 マスクブランクスとは、低膨張ガラス基板の表面に複数の組成からなる膜を積層したフォトマスクの原版で、EUV露光技術の中核をなす最も重要な部材です。 その実用化を前に、検査技術においてもEUVを用いた検査が必須の技術になるだろうと考えました」(宮井さん) 「EIDECのような国内外の半導体に関する主要メーカーから優秀な人材が集まる中で仕事ができたことは、エンジニアとして一生ものの経験でした。
2高度な半導体デバイスにおいては、その材料や電子回路上の数nm 10億分の1m という微細な欠陥が、動作における致命的欠陥になり得ます。